ストラスブールは現在朝の7時台です

いやー小林万里子さんのライブ凄かったです!
とくに『マルマルモリモリ』(のブラックな替え歌)とか、原発関連の歌が多かったのには意を強くした。
震災から1年間いちばんきつかったのがやっぱりこの原発関連(放射能関連)で、言いたいことはやまほどあるのに、何か書くと福島の人たちを傷つけることになってしまわないかとか、それも考えてみれば(世間とか‘絆’とやらを盾に取る暗い権力の)圧力に負けていたことになっていたのでした。
 
やっぱり強く言い続けないといかんよな。
福島原発周辺は、もう取り返しのつかないほど汚染されてしまってるんだと。
まだ危険は続いてるんだと。(だから帰っちゃいかんのだよ)。
チェルノブイリの影響がヨーロッパ全土に及んだんだから、それよりも酷い事故である福島のがこの狭い日本全土に及ばないわけないでしょ。
事故直後から海外メディアを含めてあちこち情報検索してたけど、日本国内で公式に言われてること、嘘が多過ぎるもんな。

 
・・というわけで、ライブの後はおもいっきり不義理をいたしましてただいまはフランスにおります。
写真は泊まってるホテルの部屋からの眺め。これで朝6:50ぐらい。日はだいぶのぼっております。
手前暗くなってるけどちょうど橋で川が流れてるの。
橋の向こう側は大学です。
(ちなみに『シルビアのいる街で』で主人公がずーっと座ってたカフェのある演劇学校もごく近所。これはまったくの偶然で、着いた直後に散歩してて気づいた。)
教会が半分工事中なのは残念ですが夜も綺麗だよ。
あ、7:00になって、遠くで鐘が鳴りだしたな・・。
(そういえば去年ミラノで泊まったホテルも教会がすぐ近くにあって朝晩鐘が鳴ってました。)
 
20年ぶりのフランス。それにしても当方のコミュニケーション能力がこれほど退化しているとは・・
(フランス語ももちろんだけどそれ以外の部分でも)。
日本にいても、トシとともに現実対応能力が退化しまくってるのを感じる。
これがもうある閾を越えると海外一人旅なんてのもできなくなるんだろな。
あちこちほっつき歩くのはその限界を確かめるためにしてるみたいです。
 
そのぶん世の中便利になってきて、こうやってパソコン持ち歩いても、たいがいのホテルは無料WiFiですいすいつながるし、iPhoneも「海外パケット放題」とかで以前は禁忌だったローミングオンにしておけるし。
ローミングオフにしとくと折角の地図がうまく使えなくて困ったんだよね。上海旅行のあたりでは。)