鞴座とか

例年この季節は受験までの駆け込み家庭教師を頼まれることが多いのだが、相手が一般家庭のため(また受験生が多忙のため)、予定の変更が多い多い…。で、毎年やってしまうのが変更した/してない、連絡した/してないの行き違い。
今週末もそのせいで、昨日の土曜は大阪市の南のほうまで無駄足。こちらは完璧に私の勘違いで一言もなかった…。今日の日曜は北摂某市まで無駄足。こちらは向こうの連絡ミスで平謝りされた。
むなしく帰る道中で「今シーズン一勝一敗やな」とひとりごち、「その『勝』てのはなんやのん??勝ってもちっともうれしないわい」とひとりツッコミしていた…。
 
ま、きのうのその勘違いのおかげ(?)で、行く予定にはしてなかったライブに出かけることができて、こちらには大満足。
鞴座(ふいござ)というユニット。アイリッシュバグパイプアコーディオンのような、いわば「ふいご」で音を出す楽器に、まるでリズムセクションのように切れのあるギターが加わったトリオで、ケルトやジプシー、ミュゼット、クレズマー(ユダヤ音楽とか)といった要素がまじりあった、素敵なオリジナル楽曲を聴かせてくれる。
アイリッシュケルト伝統のめずらしい楽器などたくさんあって、いろんな音のまじりあったすごく楽しい音楽でした。
鞴座↓
http://www.kcat.zaq.ne.jp/www/fuigo.html
彼らが音楽を提供した天六の地元映画(?)『テンロクの恋人』↓
http://tenrokuhunter.tuzikaze.com/
の上映もあって、すごく楽しいひとときでした。
ちなみに、昨夜は「鞴祭り」の日だったんだそうです。ふいごや火を扱う鍛冶屋さんなどのお祭り。そういえば「たたらを踏む」といった言葉もありましたっけ。
 
コンサート終了後は図々しくも打ち上げまで居残って、鞴座の金子鉄心さん(「おかげ様ブラザーズ」のあこがれのスターでもあります)に、楽器のこと、音楽のことなど興味深いお話をいろいろ伺っていました。
ギターの岡部わたるさんも、また『テンロクの恋人』の監督、渡辺シンさん、映画ライターのMASAさん、ほか打ち上げにいらっしゃったみなさん、音楽のこと、映画のこと、詳しい方が多く、濃〜いお話満載で、とっても楽しかったです。
(個人的には故中島らもさんのお話とか面白かった)。