それにしてもひどい事故だ…

遠くの基礎工事の衝撃波が伝わってきて地盤がゆれるぐらいならたいしたことないのだが(昨日の日記に書いたこと)、1階に列車が突っ込まれてはなぁ…「大きな地震かと思った」というマンションの住民たちにとってもひどい衝撃だっただろう(1階が駐車場でマンション側に犠牲者がいなかったのが不幸中の幸い。しかし、大きなビルの中途になにかでっかいものがぶつかってしばらく経ってからビルそのものが崩れ落ちるシーンも記憶に新しいことだし…)。
そんな事故が起こっているとはつゆ知らず、午後からJRに乗って出かけた。
その時点では全く知らないわけだけど(これってあとから「そういえばあのときそうだった…」みたいに後追いで記憶を捏造しているのかもしれないけど)、なにか、JRのアナウンスとか駅のようすとか、奇妙に「しーん」としているところがあるのね。変な沈黙が支配しているというか…。
(あとから考えればなんらかのアナウンスがあって然るべきなのにそれもなかったし…)。
乗り換えた私鉄線内の電車で、近くの席のひとがスポーツ新聞を読んでるのが見え、その見出しがやたらでかくて「脱線」とか「大きく折れた車輌」みたいな文字だけが目に入った。あれ?どこかで大きな事故が起きたな?どこだろう…?
そしてJR線内のあの奇妙な静けさを思い出し、意外と近いのではないだろうかと胸騒ぎがする…。
しかし降りるとそんなことは忘れ、確かめもせず用向きのある場所へ向かう。
帰りの電車内では、やっぱり向かいに座ったひとが読んでる夕刊紙の見出しで、JR西日本、しかも尼崎であることを知る。JRのほうへ乗り継ぐと、そこでは必要なアナウンスがあった…。