油断

家のなかにいるときは当然、自分の体調に合った環境になっているはず。ここで油断して外出すると、あとが大変。
昨日はその伝。体調悪かったのをすっかり忘れ、レディスデーだったので映画見ようとぽこぽこ外へ出てしまった。お目当ての『チャーリーとチョコレート工場』がえらい人気で、わたしがチケット売り場に辿り着いたときには、もうレイトショー(しかも人気に乗じて急遽増えた回なので11:40終わりだという…)のチケットしか残っていない。えーい!折角ここまで来たので…とそのチケットを確保。ついでにその前(すなわち夕方からの最終回)の『シンデレラ・マン』も見ていくことにする。
さて、それからが大変。外気のなかにいるときは感じないのだが、ある閉鎖されたスペースに入って、そこがエアコンで冷えて乾燥した空気で充たされていると、もろに喉・鼻を刺激するのだ…。喉が苦しくてたまらなくなり、咳をはじめると止まらなくなりさらに苦しくなる一方なので、我慢する。我慢すると涙が出てくる…。鼻水も出てくる…。
タバコなんか吸ってる人などがいるとさらに大変。(ふだんはそれほど他人のタバコを気にしないので、席が空いてなければ喫煙席でも平気で座ってしまうのだが…)。(それにしてもみなさん!傍で苦しそうにコンコンぜいぜい咳してる人がいるのに気づかないで?平気でどんどんタバコ吸うのはなんなんでしょう???喫煙席は喫煙するところだから、苦しそうにしているヤツのほうが悪いとでも…?)。
こういうとき、以前はのど飴を次々に舐めていたのだが、あんまり効かないことが判明。いちばん良いのは吸入器かなんかで水蒸気を吸い込むことなんだろうけど、温かい飲み物があればそれで代用できる。(カフェインの入ってるコーヒーは心なしか一層効くような気がする)。温かい飲み物が手に届くところにない映画館内などの場合は、ハンカチを鼻に当て、自分の呼気で湿った空気をまた吸って湿気を巡回させてなんとかしのぐ…。
ハンカチを鼻にあてっぱなしでそれでも苦しい喉・鼻で、ホトンドちいさく泣き笑いのように笑いながら、サイアクのコンディションで見た『チャーリーとチョコレート工場』それでもおもしろかったなぁ!…あ、『シンデレラ・マン』もね。
先に見た『シンデレラ・マン』のレネ・ゼルウィガーがあれ?『チャーリーとチョコレート工場』にも出てるやんとよーく見れば、貧乏な主婦の髪型、着ているものがまーったく共通のヘレナ・ボナム=カーターだったのでした…。