ひさびさのんびり日曜日

カーテン開けて晴天なのを確かめ、新聞の天気予報で今日いっぱい晴マークなのを確かめてからまず洗濯機をまわす。
指が不自由を口実にながいこと最小限の洗濯しかしてなかったら、どっちゃり大量にある。ハンガーが足りない・・・。
秋冬ものを中途半端に出して、夏物をまだちゃんとしまってないから、着るもの関係が部屋のあちこちに散乱していてえらい騒ぎだ…。掃除もしてない。かたづけなければ…。
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ぜんぜん関係ない話だけど…。
グルメとかオタクとか、なにかがものすごく好きだとか、偏愛しているとか、追っかけてるとか、執着しているもの/こと/ひとがあるとか、そういうことって、根本的にものすごく「恥ずかしい」ことではなかろうか。
イケナイとか悪いとか良くないとかそういうわけではない、どんどんやってもらっていいのだが、それでも「恥ずかしい」「恥ずべきこと」。あんまり大きな声で得意げにひとに吹聴するものではないんじゃないか。
たとえばハスミシゲヒコみたいなひとが、映画を語るときにどんだけエラそうに、ひとを小馬鹿にして、かっこつけてしゃべろうと、いやそんなふうにかっこつけてしゃべればしゃべるほど、そこには「羞い」みたいなものがみてとれる。
ゴダールだってエラそうになんでも知ってるかのように引用ばっかりしてるけど、基本的に「含羞のひと」ではないかと思う。
そういう「羞い」を忘れてるひと、もしくはまったく持たないひと、「はじらい」ということすら理解してないひとがこのごろ多すぎるんじゃないかしらん?
もちろんわたしだって、趣味「グルメ」とか平気でチェックしたりするんだけどね。おんなじようにおいしいものや好きなもののことなどしゃべってても、ことばの端々やちょっとしたことで、「ああ、このひと全然はじらいというものがわかってない」「ああ、このひとはわかってる」ってことが、わかるもんです。
はじらいのあるひと/ないひと、有名人チェックリストでもつくってやろうか(笑)。(でも、心あるひとにはピンときているのではないかと思います。)
かく言うわたしも、ぜんぜんわかってない恥知らずのひとりだったんだけどね。このところようやくすこしずつその機微がわかってきたところ…ぐらいかな。
(こういうことって誰か書いてたっけ?それを忘れることもまた恥ずかしや)。
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とかゆってると、午後から曇ってきちゃった。
くそ〜!外に干してたものまだ生乾きで取り込まんといかん…。
あ、ふと気になったのですけどさきほどの「はじらい」話、わたしが親しくおつきあいしている(つもりの)おともだちのなかで、「ひょっとしてあたしのことかしらん?」と思ったあなた(そういうひとがもしやいらっしゃるとしたら)、きっとあなたのことではありません(笑)。ご安心を。(わたし、基本的にそういうひととはおつきあいしません)。
きっと、そんな疑問てんから抱いていないひとびとのなかにそういう恥知らずがいるであろう。そういうひとは、そもそもこういう記事に目も留めないであろう。
直接にはミクシィ方面で盛んに交わされている会話を見て、ふとそういうこと思いました。
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それとはまたべつの種類の「はじらい」かもしれませんが…。
これもミクシィ方面でちょこっと話題になってたことに関して。
きったない定食屋とか、労働者階級の多い安い中華料理屋とか、立ち食いうどん屋とか、そういうお店に女一人で入るのは恥ずかしいですか?
わたし、ぜんぜん平気なんですけど…(笑)。
だって、そういうところはただのふだんめし。毎日のカロリー補給のために行くもんだから、女であろうと男であろうと一人で行ってなんの問題があろう。まーったく恥ずかしくないもんね。
だけど、おっしゃれーなレストランとかカフェとか、それなりにお高い寿司屋とか料理屋とか、おっしゃれーじゃなくてもバーや居酒屋などお酒のある店とか、そういうとこに女一人で入るのはどうも抵抗あります。(あ、カフェでも甘いもん目当てなら一人で平気で入るかもですけど)。
酒なんか一人でも飲みにいけばええやんとか言われるけど、一人ではぜったいよう行かん。
バーでも、お店のひとを知っててそのひととしゃべりに行くとかいうなら行くんだけどね。かっこいいバーにひとりで入ってひとりでカクテルなど飲んでる女なんて、恥ずかし過ぎます。
(「ものほしげ」とかそこまでは言いませんが単に恥ずかしい)。
このごろ「おひとりさま」が話題だけど、ひとりの夕食に「おひとりさま」でそれなりのレストランに入って、ワインを傾けながらゆっくり食事を楽しむ…なんてー図もぞっとしないな。せいぜいランチ止まり。(それも近所のOLが来ているレベルの店止まり)。
(とはいえ、ひとりの旅先では「美味しいもの食べたい!」欲のほうが勝つので(笑)、仕方なくやるけどね)。