アカデミー賞の限界

昨日は『シリアナ』『クラッシュ』『ナルニア国物語』と見に行ったのだが、アカデミー賞の威力なのか、前ふたつがえらい入りでしたね。思ってた回よりあとの回になってしまったし、それも早々に満席になってたみたいです(…両方とも小さい劇場だったこともあるが)。
で、内容は・・・というと両者ともいまひとつだったかなぁ…。アメリカの(ハリウッドの)社会派ドラマの限界。というか、アカデミー賞じたい『ブロークバック・マウンテン』に行かずに『クラッシュ』に転がりこんできたのは、要は人種差別問題ぐらいならOKだけどまだまだ同性愛はタブーよってハリウッドのトレランスの限界を示しただけちゃんと。
ナルニア国物語』がもひとつやったのが悲しかった。ディズニーなんかがやったのがなぁ…これもハリウッドの限界?そうじゃないよな気もするが。原作はわたくし『ナルニア国』シリーズがいっちゃん好き(ローティーンの頃に夢中で読んだ)なのだが、映画は『指輪物語』に遥かに及ばず、『ハリー・ポッター』シリーズにすら負けていたといふ…。
また、こんどこそ映画日記にちゃんと書きます。