いろいろまとめて

映画日記のほう放置してて久しいのだが(なんとかせねば…とは思ってま)放置してしばらくすると迷惑コメント迷惑トラバがやたらとあって困ったもんだなぁ…。あれはエキサイトのブログだけの現象か?(ほかは迷惑トラバなどはブロックするシステムができているのか?)
 
困ったことその2
ああ!テレビが映らなくなってしまった!
一昨日あたりから急に画面にノイズが入るようになった。画面の上の部分に白い線のようなもの、下から黒い波のような影がぐんぐん入って、その下の影が徐々に画面を覆い、しまいには真っ黒になってしまう。音声は普通に入っている。
これまでも、映らないとか変な映り方をするということがあって、そういうときはコンセントをいったん抜いてそれからまた入れ直すとちゃんと正常に戻ることがあった。デジタルテレビ特有の現象かなぁ…と思ってたんですが。
今回は何をやってもダメ。切ってしばらくおいてまたつけると比較的ましになっているのだが、しばらくするとやっぱり真っ黒に…。
 
しかしデジタルテレビ特有の故障だとすると…これって直るんだろうか?
3年だから保証期間過ぎてんだけど、けっこう高い値段出して買ったのにぃ…3年で買い替えではあんましやわ!!!
衛星放送で映画見るの日課のようになってたのにツライ…。
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しばらく書いてなかった鑑賞記録では
墨蹟展(大阪市立美術館
大絵巻展(京都国立博物館
ホイットニー美術館展(兵庫県立美術館
いずれも良かったです。が、こんなかでは京都国立博物館の商売のうまさ(?)がきわだったな。平日午前中だというのにいっぱいの人!なるほど、どれもどこかで見たことあるやつばっかりだが、これだけ有名どころを一堂に集めると見応えいっぱいと。おまけに、一枚一枚絵が展示してある普通の美術展(混んでても空いてるところを狙いつつ効率良く見てまわれる)とちがって、絵巻物というのは右から左へ順々に見ていかなければならないため、ガラスの前にぴったりと張りついて順々に動く人の列に並ばなければならない…(ああめんど)と思いながらしっかり見てきましたが。
しかし石川九楊展のときも思ったが今回の墨蹟展でも思たのはわたしの理想の老後は尼寺へでも行て日がな写経に励む毎日かな。写経っていいと思う…。とやっぱり思い直し、しかし信仰心のかけらもない(むしろ宗教嫌いな)わたしだもんで、古今東西の名作の臨書に励むというのがいいかなと。
ホイットニーの作品なんか見てるとああ広〜いスタジオみたいなとこに住んで日がなジャクソン・ポロックのようなあるいはバスキアのような制作ができたらおもろいなぁ…とか。(体力がいるのでこちらは日がなというわけにはいかないかもしれないが)
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映画では
『ザ・ロング・シーズン・レヴュー』フィッシュマンズのドキュメンタリー
 
Touch the Sound (2004)Directed by Thomas Riedelsheimer
Evelyn Glennieって知らなかった…。耳の不自由な、しかし全身で音を感じ音階を聞き分けられるすごい打楽器奏者さん。このドキュメンタリーは素晴らしかったです!「聞く」という体験、音の体験にあらためて気づかされます。日本の音が取られてるのは京都の大丸、高島屋、そしてカフェアンデパンダンでのコンサートの模様もあり、聞き慣れたはずの音がこのように聞こえるとは…。
 
美しき運命の傷痕』ダニス・タノヴィッチ
という邦題ではわけわからんが原題はEnfer, L' (2005) キシロフスキが自ら監督することなくシナリオで残した「天国、地獄、煉獄」の三部作のうち、先にケイト・ブランシェットが主演した「天国」篇(邦題は『ヘブン』て…)に続く「地獄」篇ね。(してみると最後の「煉獄」篇は誰がやってんだろ?)
つくづく、つくづくキシロフスキって(このひとの人間観察の目とか人間描写とかって)嫌いなんですが、嫌いでも見ずにはおられない…てのがこのひとの怖さです。ただし監督はちと力不足ではなかったのか?シナリオの力、エマニュエル・ベアールら超一流のフランス人女優らの力で見せたけど…。
 
The New World (2005)Directed by Terrence Malick
ディズニーがポカホンタスやっても、ああまたアメリカ白人国粋主義かいと思うだけなのだがテレンス・マリックにやられるとなぁ…。しかも(『シンレッドライン』もそうだったが)そのnoble savageたち、風景、そして恋に落ちる描写などが、文字通りため息が出るくらい美しいのだ…。