おめでとうございます

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしく!
 
今年の年賀状はラスコーです。アルタミラの牛のほうが好きは好きなんだけど、ネットで探すとなかなか年賀状にしやすい画像が見つからず、ラスコーのほうは、うってつけに「おめでとはん」「や、こっちこそ」とか言い合ってる感じのが見つかったので、これをぱくりました。実はあいだに馬さんが入ってたのですが、消えていただいてます。
この2頭の牛、なんかほかにもいろいろしゃべりそうですな。関西人のおばはんどうしみたい。
セリフつけてみよかと思いましたが、やめときました。
よろしかったら考えてみてください。

今もやってる映画のメーリングリストで、来年の干支映画というのをしゃべってた時期があったのですが、その第一弾あたりが「牛映画」でした。どの映画のどういう場面に牛さんが出てきたよね、闘牛の映画いろいろあるよね、西部劇の名作の数々に牛が出てくるよね、ゴダールにも出てくるよね、といったたぐい。
映画にとって「馬」が非常に重要な動物であることはみんな知ってると思いますけど、牛も結構重要です。
映画の初源ともいえるアルタミラやラスコーの壁画に堂々たる牛が描かれているのも、そのひとつの現れかと…。
 
それにしても、映画ML(リュミエール・シネマクラブというMLです。今も細々とやってますので、興味のある方はよろしく)で「牛映画」について語ったのが、もう12年前になるわけですな…。
当時、いまのわたしの年頃だった人たちが、もう定年、引退、悠々自適といった年頃になっている…。
わたしよりひとまわり下だった若い人たちが、もう人生しっかり固めている年頃になっている…。
年賀状なども見ながら、いったいわたしってなにやってんだろーなー、ふらふらしてて人生のどういう段階なんだか、自分でもわかってないし、ひとからも社会からも全然認知されてないで…とか焦ったり…。
 
新年初見の映画は『ラースとその彼女』『ブロークン』『ブロークンイングリッシュ』(同時期に同一の劇場でやるからややこしくってしゃーないけど、なぜか2本ともメルヴィル・プポー君が出てたり…)『女工哀歌』『ノーマン・マクラレン作品集』。
今日も昼からぽかっとあいてるので『いのちの作法』『ウォー・ダンス』見に行きます。