アジアとヨーロッパの肖像展

暑めの10月でしたが11月に入ると涼しくなり…昨日はぐっと寒くなりましたね。
雲が出たり入ったり不安定な天気だったんだけど、風がきつかったせいか空気が澄んでいて、晴れたときの視界がきれいでした。
空もやや青みの薄い晩秋の空。昨日は中之島へ行ってたんですが、銀杏の黄の葉っぱが空に映えて美しかったこと!
 
先週の日曜はあいにくの小雨模様だったのですが、「タダ」の二文字には弱く(笑)、万博記念公園までお散歩に。
(無料観覧日があるの知らなかった〜!これから注目しておく)。
紅葉がちょうど見頃で、小雨と霧にしっとり濡れそぼっていい感じ。
それから、民博(民族学博物館)「アジアとヨーロッパの肖像展」へ。
国際美術館でやっていたのと同じテーマで(同じ展示物もあったけど)、半々の展示でした。両方見た。
肖像画を描くときの、異国へのまなざし、異国の手法の取り入れといったテーマはわかりやすく通俗的ではあるが、おもしろかったです。
写楽の版画やレンブラントの自画像など、目玉作品もあったし。
「対象の特徴を把握し似せるように描く」という絵を描く(表象する)作業が、そもそもパターン化の第一歩なんですよね。
 
民博、国際美術館とも、ゆったり時間をとって出かけると、常設展示のほうもゆっくりまわれて楽しかったです。
民博なんて「エスニックなものへのまなざし」そのものの博物館だもんね。