ノイズ

ちょうどその前日『Turn over』のレビューで「三条のアートコンプレックスビルがロケ撮影に使われている(若い主人公が手品を披露する場面)」ことを書いてたところなのですが、偶然というか、昨夜そのビルの地下の「カフェ・アンデパンダン」でおもしろい(?)ライブがあるというのを教えてもらい、押っ取り刀で駆けつけました(物好きだとは思う…)。
「アルゼンチンのサイコティック・アヴァンギャルド・グループ『レイノルズ』のギタリスト、リーダーであるANLA COURTIS氏の日本ツアー」だそうで
出演
★ANLA COURTIS(REYNOLS/ARGENTINA)
▼SPACE MACHINE(MASSONNA)
◆KAWABATA MAKOTO(ACID MOTHER TEMPLE,ACID MOTHER GONG)
■TABATA(ZENIGEBA)
●RIN SOMA(MOTOR HUMMING)
とある。
固有名詞が何の意味もないというのがどうも…(^^;)。(しかもカフェ・アンデパンダンのホームページではしっかり主役の名前のスペリングが間違っているし…)。
音響というのかノイズというのかアヴァンギャルド(それにしてもいつの前衛?)というのかプログレのなれの果て(笑)というのかアンビエントも入っているのかサイコティックはサイケデリックとは関係ないのか?…この分野ぜんぜん知らないのだけれど、こういう圧倒的な音で脳をシャワーする体験もなかなかよいものです。楽しかった!
どうせならスペース全体を分厚い音像で充たしてくれればもっとよかったのに…。
石造りのビルの地下のスペースだから、なんとなく公衆浴場(ローマかトルコか中東のどこやらあたりの)めく。そこにお風呂に入りにいく感覚で音のシャワーを浴びにいく…てな感じ。たちこめている雰囲気は蒸気のようで…。
聴きにきているひとたちがなにやら神妙で真面目にじーっと聴いていたのがまた印象的だった。