映画日記が滞るとき

映画日記が滞るときにはパターンがあって・・・
何か、ボトルネックになるやつがあるのだ。
これはちゃんと書きたい、大切な作品だ…と感じた場合、わりとつるつる言葉が出てくる作品と、逆に言葉を抑圧してしまう作品とがあって、前者の場合はすぐ書けるのだが、後者の場合は、その作品についてのテキストが書けないばかりか、(それはあとまわしにして先に別の作品のことを書いとこう)と思っても、他の作品について(よっぽど強力なのが来ないかぎり)書く気がしなくなってしまう(しょーもないものについて「しょーもない」と書いてもしょーもないしなぁ…とか思っちゃう)。
で、前に滞ったときのそのボトルネックが『エレファント』、いま滞ってるときのが『ジェリー』なのであります。
ガス・ヴァン・サント、どうしてくれる〜!(とあたってもしゃーないけど)
両方ともすごく良かったのだ。その良かったことを、なかなかことばにできない…。