ホームレス
図書館とネット本屋ですませてしまうようになって本屋に立ち寄らなくなると(へたに迷いこむと余計な買い物をいっぱいしてしまうので立ち寄らないようにしているとこもあるのだが…)新刊本に疎くなる。
新聞の読書欄で「えーっ!こんな本出てたんだ!」とか驚いてる場合やないで〜と思うのだけど…今朝いちばん驚いたのがコレ↓。
- 作者: 吾妻ひでお
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: コミック
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「知らなかった〜!」と同時に、自由業っていくら売れてても(吾妻ひでおレベルでは売れてるうちには入ってなかった?)書かなくなったら(発注がなくなったら?)おしまい。路上生活をするしかなくなるんだ〜!って。
実のところわたしだって(過去・現在・未来を通じて)ホームレスやっててもおかしくはないんだよね。それなりにライターで稼いだこともあったけど(言うても大した実入りはなかったけど)その仕事がトンとなくなりギャラ水準もがくっと下がってから、ホントに仕事がなくお金がなく精神状態もサイアクだった90年代なんて、お金貸してくれる親(←恥ずかしい。そんな資産家でもないのに…)がいなければホームレスぐらいしかやりようがなかったと思うし、一番ひどかった頃のトンネルはそれなりに抜けたような感じはあるけど、これから先もどうなるかわからない。(これから先だと“生活保護を受ける”とかなにかしら抜け道を考えるかもしれないけど…)。
でも、こういうのって、周囲の友だち・知人が救えるかといえば、そうでもないんだよね。本人がわざわざしんどい道を選んでいく(“転落する”というと語弊があるけど)ところがあって…。