衛星放送

暇なこともあって、この日曜月曜はテレビの前でずーっと座りっぱなし…。
レンタルDVDで『笑傲江湖』(大陸版、香港版)をなめるように(笑)見、衛星放送では金曜に見逃したので再放送の『射[周鳥]英雄傳』を見、ほかにも今月は、チャンネルNECOではレスリー・チョンの回顧上映があるし、日本映画専門チャンネルでは成瀬巳喜男特集(ほとんど劇場で見てはいるのだが初期作品などで積み残しも多く今月はことにそのあたりが多い)に岡本喜八特集、衛星劇場では「銀幕の美女シリーズ・高杉早苗」特集など古い日本映画のほかになぜかジョン・フォードの『コレヒドール戦記』やハワード・ヒューズの『地獄の天使』(『アヴィエイター』のロードショー公開に合わせたか?)、シネフィルイマジカもイエジー・カワレロウィッチの『夜行列車』、エリオ・ペトリジャン・マリア・ヴォロンテの『殺人捜査』、マイク・ホッジス+マイケル・ケインの『狙撃者』などすごい(というかマニアックな)ラインナップ。スターチャンネルはもっとハリウッドの売れ線寄りだけど劇場で見逃したやつとかテレビでしか放映しないやつとか…。けっきょくまじめにフォローしてたら時間がなくなりそう(それでもスケジュールがうまいこと合わなくて何度も放映されてるのに見逃してしまう番組が出るのだけど)。どうやらWOWOWなんて再契約することもなかった…。
しかし見るほうばかりに必死で、なかなか記録(映画日記)が追いついていかないわん。
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このテレビになってから何が便利だといって、画面から番組表をチェックでき、そのついでに視聴予約しておけること。
ところがこの予約機能が四角四面でときどき苛々させられる。
ふつう1時間枠の番組でたとえば9:00〜10:00だとすると1時間ぎりぎりまで本編を上映してることなんてなくて、最後にCMとか番組予告とかが入るでしょ。それでたとえば9:50に本編が終わるとすぐ別のチャンネルに変えたりする。すると、システムから律儀に「メール」が入るのだ。「予約実行中になにごとか異常が入って予約を中止しました」みたいなメッセージが。予約したのに忘れててテレビをつけずにいたりすると「受像中ではなかったので予約を中止しました」みたいなメッセージ。なにかそんなふうにいちいち言われると怒られてるみたい(笑)。しかもその「メール」、ちゃんと中身を確認しないうちはテレビをつけたりチャンネルが変わったりするごとに「メールがあります」と画面に表示されて鬱陶しいことこのうえない。そのおなじメール機能で、たとえば「今月の料金が落ちてませんぜ」てなほんとに重要なお知らせが入ったりもするので、ほっとくわけにもいかない。
また予約はその番組の時間枠ごとなので、ぎっしり予約つめたりすると「予約が重複してます」と警告メッセージが入る。そういうメッセージが入らないようにするためには、たとえば9:00〜10:00の枠をざっくり指定したのちに、9:05〜9:45と時間指定をもっと細かくし直すとか、できないことはないのだが、ちょっと操作が面倒くさくなる。9:00なら9:00にチャンネルが切り替わったときで予約実行は完了したということにしてくれればいいのに…(次の予約が入らないかぎりチャンネルはずっとそのままなんだから)。