タイミングの悪い人(笑)

以前の日記にも書いたことあるけど、そのひとのことが嫌いだとか気が合わないとかそういうことはまるっきりないのに、なぜだか(生きるタイミングがちょうどずれているというか)タイミングの悪い人、すれちがいの多い人っている。
学生時代からのともだちであるTさんがその人で、彼女から電話がかかってくるときは、いーっつもわたしがバタバタしてるとき(笑)。お嬢さん育ちらしくおっとりのんびりしゃべる人で電話も長くなりがちなので、ゆっくり時間のあるときならわたしもつきあいたいのだけど…。ちゃんと常識的な時間帯にかかってくるんだけどね。
昨日おとといとまさしくソレで、一昨日は、ギリギリまで原稿にかかっててそれをメールで送り終わって、さぁ!はよ支度して一刻も早く出なきゃ〜!とキャーキャーばたばたしているときに電話が鳴る。そういうときの電話は出なきゃええよなもんだけど、さっきメールを送った相手から「添付書類が開けません!」などの緊急事態である可能性もあるのでやっぱり取る。と、電話口の向こうで「もしもし〜○○さんですか?」とTさんののんびりした声…。あぁ!もう!また!焦ってるときに限って…!
…もちろん彼女もいきなり長電話を始めることはなく「今いい?」と聞いてくださるのだが、その聞き方じたいがのんびりしてるのでそのやりとりの間が惜しい。「あ、ごめん!今からすぐ出なきゃいけないの。帰ってきてからこちらからかけます」と早口で言い、それで切ればいいんだけど、向こうは「いえいえ、それじゃぁ悪いんでわたしのほうからかけるわ」と言う。もぉおおおおおおお!いいいんんだってば〜!!!そういう押問答の間が惜しい…「今晩、何時頃帰る?」そう言われてまた切れそうになる(笑)。だからぁぁぁぁ帰宅が何時頃になるかを考えてそれを答えるアタマが今はまわらない、とにかく焦ってるんだってば〜〜!!!「ほんとにいいから。わたしからかけるから」と挨拶もそこそこにして切る。
そしてきっちり、乗ろうと思ってた電車を1本逃してしまう…。
(まぁ大幅な遅刻にはならなかったけど…こんなふうに焦る心が尼崎の列車事故を引き起こす世間的プレッシャーになったわけで、人生ホントはもっとのんびり時間に迫られずに生きればいいんだろうけどね…)。
そして昨日。電話が鳴って出ると彼女で、そこで初めてわたしもまたその前日「帰ってからかけるわ」と言うといて、帰宅が遅くなっちゃったのでかけるのをすっかり忘れてたことに気づく。不義理でヒドいヤツはわたしなのだが、そのタイミングがまた…(笑)、ちょうど原稿を仕上げてそれにコメントつけてメールしようとしてたとき。片耳で聞きながらまたしばらくしてから掛け直す旨を言うのだが、テキも今度はこの機会を逃すまいとばかり「あの、一言で済むから…」と言う。彼女の「一言」はひとことでは済まないんだけどなぁ…。聞くと、YES/NOで答える質問がひとつ。なるほどそれじたいはYES/NOで答える質問なのだけど、もしYESと答えたらぜったい一言では済まない。そのあといろいろ問答しなければならないめんどくさい話。そこでわたしももう早く切りたい一心で「NO」とひとこと(よーく考えればホントはYESだったかもしれないが、そのときはそんなのどうでもいいのだ)。すると「もうひとつ」と、ふたたびYES/NOで答える質問がひとつ。それも同種の質問で「NO」と答えて早々に電話を切る。ほんとはわたしもこういうやりとりは不本意で、電話なりとちゃんとおしゃべりしたいことあるんだけどなぁ…。
そしてあとで気づくときっちり、原稿送ったメールで送信ミスをしてるのに気づく…。