今回の手術は…

今回の手術は、指の微妙なところをいじるため、腕の側でがしっと血を止め、同時に静脈内麻酔というのをかけて、つまりは局所麻酔で(本人意識のある状態で)やってもらった。
局所麻酔って痛い思いをすることがありがちなのだが(「痛いなら言ってね〜」→「痛い!」→「麻酔を足します」の繰り返しで、何度も何度も痛い思いをして泣きそうになりながら手術終えたことがあった。ああいう思いをするぐらいなら全身麻酔のほうがよっぽど楽じゃ)、今回のはいったん効くとあとはまーったく感じることなく、楽々でした。
ただ、手術がもっと長時間におよぶと血を止めてる腕の付け根あたりが堪え難くなってくるので、そのときは吸入麻酔で意識をなくさせる…みたいな説明を受け、麻酔医もその準備をしてスタンバイしてくれていたのだが、思ったより早く済んだおかげでそれも必要なし。(一泊するかも…は、全身麻酔になったときの用心でした)。
静脈内麻酔ってめずらしいのだろうか?(もちろん患者側はそうそうたくさん麻酔とか手術を体験するわけじゃないのでそういう判断はできないが)
あとで手術後の回診にまわってきてくれた麻酔医の先生が「ああいう麻酔はいかがでしたか?」とお尋ねになる。「いかがでしたか?」とおっしゃられてもなぁ…(笑)。
「はぁ、楽でした。」。喉に管つっこまれる全身麻酔よりも、痛い思いする局所麻酔よりもずーっと楽じゃ。
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手術のあいだじゅう意識あるので、執刀医(主治医+補助で入ってくれてる先生のお二人)と世間話かわしながらのんびり。もちろん、切ってもらってる部分がいまどうなってるかの中継は(わたしからは見えない位置なので)、その都度教えてくれて助かるのだが、あとは雑談。
なんと、今回は麻酔医の先生もわたしと同級生だったようで、主治医+麻酔医+わたしの同級生リーグ(しかも地域的、学校的にかなり共通の部分多し)で共通の知人の話などしながら…(笑)。
話がピンクリボンのことに及んだときはちと困ったな。わたし、ワケあってあの運動にはちょっと違和感抱いてるんです。「なんで?」。うーん、そういう複雑なことはこの体勢ではちょっと詳しく語るのがむずかしい…(笑)。