蒸し暑い…

何日か涼しい日が続き、ああいよいよ爽やかな秋か〜と思ってると、昨日あたりからまた蒸し暑く…。今日なんて「まるで8月が舞い戻って来たみたい!」とだれかが言ってました。
大陸から冷涼な乾いた風がさーっっと入って来ると涼しくなり、台風なんかが南から湿った熱い空気を運んで来ると暑さと湿気がやってくるのね。南の雲のなまあたたか〜い息をもわ〜っと吹きかけられているようで気色悪い…。
 
外出の用事は朝早いうちと、夜日が陰ってからにし、昼間はエアコン付けた部屋でごろごろ。
劇場で見なかった『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』とか『シュガー&スパイス 風味絶佳』を見るともなしに見てました。
スケバン刑事〜』なるほど一作目から20年経ってるので、初代麻宮サキ斉藤由貴)の娘がまた「何の因果かマッポの手先」スケバン刑事になるという設定ね。わたし、このシリーズけっこう見てて、南野陽子版が一番好きなのだけど、斉藤由貴版も浅香唯版もそれぞれに好きでした。今回の、松浦亜弥のヒロインぶりはちょっと弱いかなと思うのだけど、深作健太監督、しっかり面白い映画作る監督になってますね〜頼もしい。
あとの『シュガー&スパイス』。まー映画としてはともかく(^^;沢尻エリカ柳楽優弥ははまってました。夏木マリの若い若い恋人役の男の子、日本語があやしいしハーフやろか?どっかで見た顔やな〜と思てたら、なんとなんとチェン・ポーリン(陳柏霖) くんではありませぬか!このごろけっこう日本の映画とかテレビとかにも出てるの?
藍色夏恋』や『五月の恋』の頃の少年らしさと比べるとちょっと(だいぶ?)太って大人の男になったんで、わからんかった。それにしても、ハーフに見えるくらいやっぱり台湾人の男の子って「濃い」顔してるわね…(実はけっこうタイプ(*^^*))。
 
先週末は『石の微笑』『不完全なふたり』とフランス映画ふたつ。
前者、クロード・シャブロルの映画がちゃんとスクリーンで見られるのはやっぱありがたい。(前作は確かシネフィルイマジカだけでしかやってなかったと思う…)。ヒロインのローラ・スメットが、普通の顔した普通のおねえちゃんっぽいのに、実は怖い女であるところが、怖さをいやますのだが、このひと、ナタリー・バイの娘さんだそうで、なるほどナタリーも「普通っぽくてエキセントリック」な役柄が多いなぁ…と感心。原作はルース・レンデルのミステリーですが、わたし、これ、読んでると思う…ちょっとした細部に聞き覚えがあった。こういう、「怖い女の話」描かせたら、シャブロルにかなう人、今の映画界ではいませんよね…。演出に芸の細かいところいろいろあって、それも楽しめるし…。それにしてもクレジットにシャブロル姓が多いこと!奥さんとか息子、娘さん、一族郎党で映画作ってるみたい。
『不完全なふたり』は、諏訪敦彦監督、日本のプロデュースでできたフランス映画。主人公の二人が良かった。
あと、先週の水曜は『デスプルーフ』『オフサイド・ガールズ』『マルチェロ・マストロヤンニ』…などなど。
ほかにもDVDレンタルでいろいろ見てる…けっこう見てるな。(ヒマなのか?ヒマなんです)